【動画】車田正美氏が記者会見「虚しくなった」…46億円横領被害の全貌
『聖闘士星矢』や『リングにかけろ』など、数々の伝説的ヒット作を世に送り出してきた漫画家・車田正美氏が、元マネージャーらから巨額の資金を横領されていたとして、約28億円の損害賠償を求める訴訟を起こしました。
被害総額は分かっているだけでも46億8,600万円以上に登るとされ、長年にわたる側近の裏切りが公になりました。まずは当時の状況と事件の全貌を伝える報道動画をご覧ください。
※動画が削除または非公開となっている場合があるため、以下に事件の要点をまとめています。
信頼を裏切った側近(元マネージャー)のあまりに非常識な手口
今回の事件で驚かされるのは、被害額の大きさだけでなく、長年車田先生の側近として仕えていた元マネージャーによる極めて計画的で悪質な手口です。執筆に専念したいクリエイターの純粋な気持ちを踏みにじる愚行の数々が明らかになっています。
1. 偽会社の設立と「人間嫌い」の嘘による完全隔離
元マネージャーは、車田先生の著作権管理会社と酷似した名前の会社を勝手に設立。本来車田先生の会社に入るはずだった莫大なライセンス料を、自身の会社や個人口座へ無断で送金させていました。
さらに悪質なのは、外部の関係者に対して「車田正美は人間嫌いだ」などと虚偽の事実を吹聴していた点です。車田先生と周囲が直接接触できないよう長期間にわたって遠ざけ、自らの不正が発覚しないよう周囲を完全に遮断・コントロールしていました。
2. 筆跡真似・暗号資産投資・キャバクラでの散財
横領の発覚を遅らせるため、東京国税局から届いた車田先生宛ての書類に対し、車田先生の筆跡を真似て自ら回答を作成・送付するという前代未聞の隠蔽工作まで行っていました。
こうして不正に手に入れた巨額の資金は、暗号資産(仮想通貨)への投資に充てられたほか、キャバクラなどの歓楽街で1,000万円以上を消費するなど、あまりに身勝手な私的流用に消えていたとされています。
絶望の中でも折れない「車田正美」という漢の不屈と前向きな決意
2018年から約6年間にもわたって続けられていた裏切り。国税局からの指摘で事件を知った車田先生のショックと憤りは、計り知れないものがありました。
1. 「怒りを通り越して虚しい」発覚当時の葛藤
記者会見の場で車田先生は、発覚当時を振り返り「信じられなかった。怒りというよりも、それを通り越して虚しくなった」と胸中を明かしました。
50年以上にわたり世界のファンに夢を与え続けてきた巨匠が、長年信頼し「他は任せたぞ」と背中を託していた側近から受けていた仕打ちの深さを物語っています。
2. 「漫画を愛してくれる人のためにまだ描く」ファンへの熱い言葉
しかし、車田先生はただ打ちひしがれているだけではありませんでした。会見の最後、先生は前をしっかりと向き、ファンに向けて力強い言葉を残しています。
「漫画を愛してくれる人たちのために、まだ頑張って執筆を続けたいと思っております」
46億円という途方もない被害を受け、長年の信頼を踏みにじられてもなお、ペンの力を信じ、ファンのために描き続けると誓った車田先生。どんな絶望的な状況でも何度でも立ち上がる不屈の魂を感じさせる瞬間でした。
まとめ:車田正美先生の熱い想いを正規の作品購入で応援しよう
今回の事件は、クリエイターの純粋な創作意欲を悪用した非常に卑劣なものでした。しかし、どれほど酷い裏切りに遭おうとも、車田正美先生の熱き漫画家魂が折れることはありません。
私たちができる最大の応援は、被害を悲しむことではなく、車田先生が命を削って生み出してきた作品たちを正規のルートで楽しみ、先生に直接応援の気持ち(印税)を届けることです。
『聖闘士星矢』や『リングにかけろ』の熱いドラマに触れたくなった方は、ぜひ公式の電子書籍やストアで作品を読み返してみてはいかがでしょうか。